㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

「来年は原価のコストが下がらないかなー、円高にならないかなー」
「販売価格が上がらないかなー」
というような、「運」を期待している人がいる。

自分も経営の中で、間違いなく「運」に助けられてきた。
が、この「運」を期待してしまうような経営だけはしてはならない、と思う。
なぜか
ちょっと嫌な事があったからといって、逃げだしてしまうような人。
赤字が続くのツライと我慢できないような人。

苦しい時期を我慢して、逆境を乗り越えて初めて「運」が出てくるわけです。
「運」があるから、ヒト・モノ・カネが集まるのではありません。
諦めず努力を続けるから、自分の目指す長期的な計画を達成する強い意志がある、その先に「運」がくるモノだということです。

誰だって、苦しくなったら、「嫌だし」「逃げ出したくなります」そこから早く脱却したい、だから、今の自分にとって耳障りのいい言葉についていきたくなります。『原価(配合)なんてもっと減らしてもいいよ』『これだけ頑張ったんだから、自分も良い思いくらいしてもいいよね』そういう場合、大抵失敗します。
苦しい時に、さらに自分に客観的に厳しい評価ができるかどうか、です。
なぜなら、その苦しさをやり遂げた先には、間違いなく、状況が好転するからです。経営者が感じる「苦しさ」は、僕も何度も経験していますが、そりゃあ、かなりキツイものです。腹の中が全て戻してしまうような、気持ち悪さが永遠に付きまとう、そんな気持ちです。ですが、そこで、腐らず、その苦しさから逃げ出さないで、乗り越えないと、これから先の自分の経営(会社)には未来がない、という強い気持ち(意志)が必要です。

この諦めない意志には、会社のビジョン、長期的な計画が必要だと思っています。
自分は何のためにこの仕事をしているのか
自分の今の行動は正しいのだろうか
今購入する「これ」は、本当に必要なモノなのだろうか
そういった全ての疑問に正解はありませんが、迷いなく実行するために、さらには、それをやり遂げるために、長期計画、ビジョンというものが必要な事だと思います。