㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

日本電産の永守さんが今叩かれている

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永守さんといえば、一度日本電産の社長から退き、後任に譲りはしたものの、経営的理由でまた返り咲くこととなった。

世間からは、いい年寄りなんだからーとか、考えが古い、後任にゆずれ!など、マイナスの答えが多い。
この記事の中にも…
やれ辞表が100人いたとか、社員がビクビクして、働いてる…とか、もう誰も永守さんについていかないとか、幹部連中に休みなんてない!と言った…とか、まあまあ、酷い言われようだ。

こういったことは、昔からあるあるの話しであるが、経営を分かってくると、永守さんの行動が読めてくる。
社内、社外問わず
日本電産が潰れる…かも、と思って行動しているヒトが永守さんだけなのだ。

あのユニクロの柳井さんも、
いつ、ユニクロが潰れるかもしれない。と本気で、心配している。年間の売り上げが1兆円を超える超大企業である、ユニクロが潰れるなんて、誰も思ってやいやしない。
しかし、当の社長本人だけが、焦りと不安を感じながら経営しているのだ。

永守さんもおそらく同じ心境なのだろう。
しかし、周りは、???という状態なのだろう。
つまりは、日本電産は潰れやしないと、油断していのだ。その油断によって、少しずつ少しずつ経営が狂ってゆき、おかしくなり始める。
例えば、経費の使い方がおかしくなったり、営業サイドに真剣さがなくなったり、気づかないレベルで狂っていく。

さて、皆さんの経営はどうだろうか?
自分なんか、潰れやしない。と、たかを括っていないだろうか?
あの、日本電産やユニクロですら、そう思っているのだ。僕らの経営なんて、いつどうなるか?分からない。そう思うと、永守さんの行動一つ一つが分かってくる。