㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。
経営が悪化して、キャッシュが尽きて、そこから這い上がる・・・これはほとんど達成できない。確率でいえば、10件中1件あるかないか。
経営が悪化する。経営悪化の最たるものは、キャッシュが底を尽きることをいう。飲食でも他の仕事でも、支払わなくてはならないものに対して、支払いができない状態を、経営悪化の最悪の状態だとしよう。
こうなってから、経営を良くしよう!と、ほとんど経営者が頑張るが、ここから這い上がることができる経営者は、10%もいない、ということ。
キャッシュが尽きるということは、投資ができない、ということ。
今やっている仕事から、今以上の利益を作ることはほぼ不可能に近い。
投資をするから、次の利益を作ることができる。
100万円の投資をするから、200万円のリターンがある。
そうやって、利益を作っていく。
もちろん、キャッシュを増やすための利益となれば、もっと大変なことである。
酪農経営であれば、牛にエサを与えないと乳量が出ないように、投資をして、初めて、結果が出る。その投資の費用対効果を1%でも増やそうというのが、経営努力である。このエサを、質を落としても・・とか、量を減らそう・・とか、それで上手くいくはずがない。むしろ、もっと良い物を与えなければ、増えることはない。闇雲に良い物でも良くない。しっかりと効果のある良い物を与えなくてはならない。
つまり、先に支払いが発生する、投資をする、キャッシュが減る、先にキャッシュを使う、のが経営における基本。この先立つキャッシュがない状態から、経営を良くするのは、ほぼほぼ不可能なのだ。よっぽどの運に恵まれないと、運に恵まれても、無理だろうと思う。はっきりいうと、無理である。
1つ打開する方法は、この投資するための資金を、融資なり何なり、一時的にでも確保するしかない。その資金をもって、キャッシュが増える利益を作っていくしかない。が、多くの経営者は、手持ちの資金だけで、手元に資金がないのに何とかしようとする。もう一度いうが、それは不可能なのだ。