(株)牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

雇用の流動性、正社員制度問題、終身雇用制度、過去日本の企業で成功の秘密は?なんて言われてきた制度が制度疲労を起こしている。僕のブログでも何度もお伝えしている・・では、どんな働き方が理想なのか?

コロナで会社が倒産した・・コロナによって会社の成績が悪くなったため給料が減った・・終身雇用制が廃止されたため給料が大幅に減った・・などなど、それぞれに一人一人で置かれた状況は違う。これらの事象を全て、「自己責任」それを選んだのはあなただから・・という言葉だけで一括りにはできないとは思います。
落ちるところまで落ちた、その時に最低限としての保証が「生活保護」であり、他のセーフティネットであるわけです。

しかし、その最低限の生活レベルを押し上げてほしい!とか、それ以上良い生活がしたい、個人的感情は一旦置いておいて、国や公的制度によってそれをすることは不可能だと認識しておかなくてはいけません。「自分の幸せと繁栄は自分の力で勝ち取るもの」であり、これが社会制度によって保証されるなんてことはあり得ません。

これは会社組織にも全く同じことが言えます。

つまり、会社は最低限の制度は保証するが、社員に対して幸せやそれ以上の幸福を保証できようはずがありません。それ以上の幸せと繁栄(経済的豊かさ)を望むのなら、それは「自助」でしかあり得ません。
自助とは、簡単に言うと「努力」のことです。
自分自らの努力でしか、幸せになれないということです。

その努力を促す働き方として、会社の働き方は段々とプロスポーツ化していくと考えられています。有名なところではNetflixの働き方(No Rules)や、ジョブ型と言われる働き方、つまり努力した者が正当に評価され、努力しないものはそれなりに評価される時代になりつつあるということです。