現状維持は愚の骨頂であり、安定志向こそが会社を潰す

経営して、大きな投資をしてある程度の売上、利益を確保できた。利益も確保できた。このまま続けていければ、問題なく経営できる。安定した経営を続けることができる。そう考え始めた時から、会社は潰れる方向に向かっている。

会社でも経営でも、その本質は不安定そのものである。どんなに優秀な大企業であっても、必ず潰れる可能性はあるし、その危険性はどこまででも付いてくる。
特に今のままが続けばいい・・なんて発想では、いけない。
会社や、経営が続いていく源泉は、矛盾の解決である。
例えば、キャッシュフローを増やさなくては会社は潰れてしまう、というモノがある。しかし、通常の経営の中で、売上を作り、利益を作り、その中からキャッシュを増やす、という流れの中では、そう簡単にキャッシュは増えない。キャッシュを使わないと、売上も利益も増えないからである。この矛盾に対して、経営者として何をどうすべきなのか、この矛盾を解決できるからこそ、会社としての価値がある。

この矛盾を解決しない選択をしてしまうと、競争に負けて、市場から退場することになる。極端な例えになるけども、携帯電話が出てきているのに、卓上電話を販売する、というような狭い市場で競争させられ、売上も利益も減っていくしかないそういう狭い世界に閉じ込められてしまう。

この矛盾を解決する選択肢を選ぶなら、矛盾を解決するんだから、当然のように、難しいです。大変です。簡単にはできません。何か1つやれば解決するようなモノではありません。1年、3年、5年、10年かかることかもしれません。それでもやり続けるしかありません。
それは、会社の資金力、技術力、人材力、全てをグレードアップして、総力戦で挑むモノです。余計なものに、お金や時間を使う暇はありません。
そうやって、自分を常に点検して、自己改革をしていく方法しかありません。