経営改善、PDCAサイクルなど、経営していく中で「何のためにそれをやるのか」を根幹から考えるべきことは、誰のためにやるのか?ということである。

経費削減、コスト削減というものを考えた時に、多くは自分の「会社の収益」を改善するためにやろうと考えるはずである。収益を増やすために!と、コストを削ることを検討して考えていくわけだが、1つ視点が抜けやすい。それは「顧客の役に立っているのか?」ということである。自分のことだけを考えていては、将来的な発展、成長、生き残ることだけはできない。
これがコストダウンで上手くいかない理由である。
なんたのためにコスト削減をするのか?
この意味を本当に理解したと言えるのは、「無駄な経費をやめて、必要な投資に回す」という発想のみである。ただ、経費を減らす行為では、全く意味がない。むしろ、経営にとってマイナスであることも多い。その経費が、本当に無駄なのか、必要なのか、それをやめて、では、その経費、コスト、資源をどこに向けるのか?それが、顧客のためになるのかどうか?を考えなくてはならない。

コストを下げるだけで儲かるのなら、経営は難しくない。そんな単純でないからこそ、難しい。かつ、会社の限りある資源をどこに振り分けていくのか、これに経営者の手腕が問われる。