㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

SPAとは、小売りとは本来、メーカーから仕入れ、それを販売するが、SPAは、その小売りが、商品企画、製造を行うことをいう。
多くの人は、ユニクロは、このSPAを行い、商品規格を統一して、製造コストを下げる、大量生産することでコストを下げる、そうやって儲けている・・と思っているが、そうではないことが理解できた。

もちろん、そうすることで、コストが下がるというのは大きいが、1番のメリットはそうではない。

1番のメリットは、「より良い商品を作るため」ということです。
どういうことか?

商品を自分たちで企画して、製造するとは、その過程で、さまざまなトラブルが起こります。今までは想像もしなかったような、事が実は起きていたことを知ります。
作る側になってわかること、可能なことと不可能なこと、これらがわかるようになって、初めて、コストを下げることが可能になるということ。

そして、自分たちで小売をしているので、お客様の要望にいち早く、応えることができるというのも1つです。今までは、作られた商品を売るために・・という発想から、どうすればお客様が喜ぶのか?という発想に変わったのです。

これらを知って、なぜ、購入粗飼料より自給飼料を作るのか?それが分かってきました。自分で作ることで、作る苦労がわかり、そして、「もっと良いモノ」を作るにはどうすればいいのか?かが、分かるわけです。
さらに、それが牛に食わせることで、ダイレクトにわかるようになるわけです。
どうすればもっと良い粗飼料が作れるのか?
どうすれば、もっと良い牛が作れるのか?
これらを達成するためには、トライアンドエラーで研鑽していくしかないということです。

もちろん自分で作ればコストが下がる・・・が、これだけじゃないってことです。自分で作ることによって、どこに改善点があるのか、どこに工夫の余地があるのか、それがわかるからメリットがある・・ということです。
その過程で、腐るほど失敗するはずです・・が、そこで諦めず、改善する。
これがユニクロの強みなんだ・・ということです。