営業の最前線に経営者は立つべきであろうか、経理などの事務作業の最終確認を経営者がやるべきなのだろうか、仕事をできるようになるまでしつこく何度も何度も教えることができるかどうか。
「経営者は、営業で外に出ていてはいけない。営業所に鎮座して、部下の報告を待つべきだ」
「経理などの事務は誰でもできるのだから、任せてはおけばいい」
「報・連・相は必須である。しかし、自分で考えることも必要である」
営業に関してはいえば、本来は、経営者自らが率先してやるべき仕事である。なぜなら、販売する商品に対する愛着が1番強いのは、経営者であるはずだからだ。その愛着を全面に押し出して、営業すべきなのだが、実際にはそうではないケースが多い。
経理や事務は社員がやっていても良い。が、それらの最終チェックは経営者自らやらなくてはならない。もしも、ミスがあった時にその責任は、トップが取るしかないからである。売上漏れ、仕入れ単価の確認ミス、それぞれ、ミスしてしまった時の損害は計り知れない。だからこそ、経営者が最終チェックすべきなのである。
部下に対して、報告、連絡、相談をしろ!と指導する。一方で、自分が忙しい時に相談されると「たまには自分の頭で考えろ」という事を言ってしまう。その言葉の通り、自分で考えてやってみる、失敗する。そうすると、なぜ、相談しないのか?と怒る。自分は気づいていない。
この3つの事例はあくまで一例であって全てではない。が、この3つからでも分かることは、会社経営における最終責任は全て、経営者にあるということである。営業にしろ、管理にしろ、全て、経営者次第である。
こうした1つ1つをとことんまでやり込むことができるのかどうか。「なんでここまでやらなくてはならないのか・・」なんて事を思っていないだろうか。会社経営における全てに対して、どこまで責任を取らなくてはならない、それが経営者の責任である。
