(株)DCFサービス 酪農コンサルタント 代表 中野です。

ここ最近のコロナウイルスの影響でよく聞くようになりましたよね。インバウンド。これってどういう意味か・・わからない人もいるかと思ってブログにしました。

インバウンドとは「外国人が日本を訪れる旅行」になります。これに対して「日本人が海外旅行に行くこと」をアウトバウンドと言います。

なぜ?最近、このインバウンドという言葉をよく聞くようになったのか?は、最近このインバウンドが劇的に増えているからです。
・2011年・・・662万人
・2014年・・・1,341万人
・2018年・・・3,119万人 となっています。

この国別内訳として
欧米からは全体の10%、特に多いのがやっぱり中国で約30%、ついで韓国約20%になります。更に旅行先での消費額(インバウンド消費)で言えば、断トツで中国となり全体の約40%を占めると言われています。

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ここで1つ疑問に思いませんか?
なんでこんな急にインバウンドが増えたの?
「そりゃあ・・日本が清潔でお・も・て・な・しがあるからだよ!」と思った方、残念ながら、その考えは間違いです。
その答えは・・単純に日本が「安い」からです。

日本のGDPはしばらくの間世界第2位でしたが、2011年とうとう中国に抜かれてしました。それから約10年。まだ日本は3位ですが、その差はどのくらい開いたかご存知ですか?

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もはやその差は、日本の約2.5倍となっています。
それだけの経済成長した国からしたら・・・そりゃあ近くで安くて安全で綺麗なところなら行ってみるか?となるのもうなづけますよね・・・

あなたの経営の参考になれば・・・