(株)DCFサービス 酪農コンサルタント 代表中野です。

コロナショックが起きて約1ヶ月半。まだ、世界中でも収まりを見せません。そして、その病気以上に恐怖を見せているのが人々の「パニック」です。未知ということ(本当は未知では無いが・・)、終息が予測できない(withコロナとなるでしょう)という恐怖が、グローバル化したためにあらゆるところにネットワークが通じたため、それは世界とは限らず日本中の隅々まで、広がりさらには色々な発信がなされます。

その時、その人間の本音が出ているように思います。
政府への批判、医療従事者への批判、ドラックストアへの批判、新型コロナの発信源とされる中国への批判・・・などなど、あらゆるところへの批判、負の感情が渦巻いています。

酪農にも影響あり。コロナショックによる登校自粛となり学乳が止まってしまっているために、生乳の処理として加工乳へ振り分けているがパンクすれすれの状態

こうした状況では、ヒトは他人への攻撃性があがるようで
例えば、都府県の酪農家の方が「都府県でも生乳が余っているなら北海道からの移動の牛乳を止めてくれ。」と言い出したり、「手作りマスクを販売したら、サイトから違法通知がきた、ふざけんな!」という投稿があったり、自分は家からでない仕事だからといって「外出するやつはアホだ!他の人のことを考えろ!」というような発言があったり、Twitterはすでに2チャンネルと化しています。SNSは平常時は広告媒体として優れていますが、緊急時は人の負の感情が多くなりがちですね。

もちろんこういった発言をする方はごく一部です。ただ、その発信力と数が多すぎてなんだかこういった意見が多いように錯覚させられます。
今、政府が何を考えていて何をしようとしているのか?なんて僕らがコロナに対して1日何分考えているのか?に比べれば、何時間も検討して話し合いをしているのだから、任せるしかありません。
僕らは自分の仕事を粛々と今やるべきことをやるだけだと思うわけです。

こういった状況であれば、周りのヒトの人間性(本音)が出やすい状況ですのでここで冷静にそのヒトの人間性を再確認しておくのも良いのかもしれません。

ちなみにコロナのニュースばかり見すぎてコロナブルーになっている方もいるそうです・・・気を付けてください特に女性は・・

あなたの経営の参考になれば・・・