(株)DCFサービス 酪農コンサルタント 代表中野です。
最近、テレビのニュースでも出てくるSaaS(Software as a service)は、よく聞かれる用語になってきました。
SaaSとは、提供者のクラウドサーバー上にあるソフトウェアを、ユーザーがネットを介して利用できる製品のこと、その収益モデルはおおよそサブスク(月額課金)が取られています。
これと真逆にソフトウェア自体を販売してしまう売り渡してしまう事を「オンプレミス」というそうです。こちらはほとんど聞きませんよね?
具体例としてどんなモノがあるのか?というと酪農家の皆さんに分かりやすくお伝えすると、ファームノートなどの繁殖管理ソフトでしょうか?このSaaSの利点を先に言っておくと、「買い取らない!」というところです。
多くの人は「え?」買い取った方がその後の支払いもないし、安いんじゃないの?と考えるかもしれませんが、ネット上の製品に関してはメンテナンスは欠かせません。OSの変更は?トラブルが起きたら?クラウドの場合、サーバー料金は?などなど、日々多くのトラブルが起きるためです。
そして、その先に新しい機能があればどっちみちオプション契約という形になるので、ユーザーにとってもサブスクの方が都合が良いのです。
このSaaSは、おそらく「コロナ時代」の影響もモロに受け、どんどんシェアを伸ばしていくでしょう。自社で「全てやる」から「分業型スタイル」へ移行していくというわけです。解雇規制、年配社員の余剰、企業経営者からしたらこういったSaaSを利用して、外部へ外注した方がランニングコストが減る・・という風に考えるのが自然だと思われます。
これから先ますます「SaaS」という単語を聞く機会が多いかもしれません。
あなたの経営の参考になれば・・・