㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。
松下幸之助さんの語録
社長というのは、心配するために存在している。それが運命であり、宿命であり、さらには生きがいであると思えないようなら、やめた方がいい
松下幸之助
どんな成功者や経営者でも、事業者である以上、常に危機感を抱えている。一寸先は闇である。最近、芸能人の方でも「自殺」される痛ましい事件がたびたび起こっている。僕らかみれば、成功者である彼ら彼女らでも、僕らと同じように常に「悩み」を抱えている。その重圧に耐えきれなくなることだってある。
会社の運営だって、結局は同じ。
今が順調のように思えても、来年はどうなるのか?わからない。だからこそ、未来に向けて少しずつでも準備が必要である。そこには、無駄なモノに使うお金も時間もないはずなのである。
ところが、ヒトは愚かであるから、いつまでも今の良い状態が続くように思ってしまうから・・・油断してしまうのである。
会社経営において油断の99%は、「お金」である。
いつでも稼げる!なんて、思ってついつい無駄なことに使ってしまったりする。
ところがいざ貯めようと思うと、驚くほど貯まらない。
僕の感覚では、キャッシュを増やそうとしても、1億の売り上げで年間200~300万円くらいだと思っている。相当の努力をしないと、キャッシュは貯まらない。
松下幸之助さんは、これだけ経営は困難だからこそ、「生きがい」である。とも言っている。悩みがあるから、生きがいがある・・とも。
それくらい強くなりたいと日々精進するしかないのである。