㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

「疲れたな・・もうこんなもんでいいんじゃないか。」と言って妥協して、諦めた方が楽に決まっています。「もういいじゃないか」「こんなもんで」誰だって、緊張し続けるのは嫌で辛いから、たまには怠けたいと思うし、少し成功しただけで油断したりします、これが人間のやることです。

しかし、人の人生を背負っている経営者は、この人間が持つ悪癖に対して、自分で止めることができる人間でなくてはなりません。
経営者というのは、その会社、事業のトップであり、そのトップに対して口を出す人間は1人もいません。やっている内容が良いか悪いかに関わらず、誰からも注意されることすらありません。自分が正しい経営をしているのか?疑問に思うことがなければ、そのまま続けてしまうわけです。それが間違っている場合には・・・どうなってしまうのか。恐ろしい結末になるでしょう。
だからこそ、経営者は自分で気づかなくてはなりません。
今のままでいいのか?
本当にこれでいいのか?
どこかマンネリしていないか?
どこか、油断していないか?
仕事に対して、妥協していないか?
という自問自答が常にできていなければなりません。

この経営者としての自己管理・・・口で言うほど簡単なことじゃありませんよね。誰だって、サボりたいし、誰だって嫌なことから逃げたいし、辛いなら辞めてしまいたいです。不安な将来を考えるのだって、考えるだけで辛い。
しかし、経営者はその会社、事業のトップですから、自分で自分を動機付けできなくてはなりません。
「自分がやらなくてはならないこと」「自分がやるべきこと」必要なことを、自分で選択して、自分で行動開始しなくてはなりません。誰かに言われてやる?なんてことは、経営者にはあり得ません。

自己管理できる人しか経営者になってはいけません。