㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

朝から晩まで、へとへとになるまで動いているのに、働いているはずなのに、通帳を確認すると「お金」がない。なぜなのか・・と打ちひしがれることがある。
これは、経営が上手いとか下手とかの問題ではない。
キャッシュフロー経営云々でもない。
ビジネス、商売において、の初歩であり、ついつい忘れがちな当たり前の事実が抜けているからなのだと思う。

会社の3原則に
・楽して儲かる方法はない
・すぐやる、必ずやる、できるまでやる
・完璧な仕事をする、99%ではダメだ
どんな仕事であっても、安いモノでも、高いモノでも、その仕事の成果、商品は、完璧な状態を作らなくては、買ってもらえない、評価されない、ということがある。99%ではダメなのだ。100%の完璧な状態でないと、評価されない、結果が出ないということである。

飲食店であれば、どんなに忙しくても「美味しい料理」を提供すること
小売店であれば、完璧な商品を販売している、在庫もある、欠品がない。
約束を守る、時間を守る、というような微細に至るまで、完璧に行う、その結果が初めて評価される、ということ。
これができて初めて、同じクオリティを維持しながら、どこまでコストを下げるか・・という段階に移行できるようになる。
ほとんどのケースでは、コスト削減ではなく、ただの 手抜き+品質低下、だろう。

経営において、一生懸命働いてる、長時間働いている、のは直接的には関係なく、仕事の結果できた商品が、完璧なものであるか、もしくは、完璧の結果、生産量が増えているのか、ということだけが問われる。まずは、完璧なモノ、仕事をしなくてはならない。完璧な仕事をするためにはどうしたらいいか?を必死に考えなくてはならない。
ただ、100%の仕事をするというのは、難しい。試行錯誤しながらやり遂げるしかない。