㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

ChatGPTや、DeepSeekの進化によって、もはや・・・

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Twitter(X)のGrok(グロック)を使って、こんな風に簡単に絵が描けてしまう。ジブリ風でも、エヴァ風でも、誰でも簡単に書けてしまう。こんなことが当たり前になれば、確実に「デザイン会社」は破綻するだろう。もうしているかもしれないが。印刷会社も、多くは潰れるだろう。
これは、デザインだけの世界ではない。Grokに、論文を聞けば、スラスラと長い長文で書いてくれる。大学のレポートでも、AI禁止となっているが、使うモノが後を立たない。まあ、使うな!と規制するのが難しいのかもしれない。

このAIの進化、およそ2018年から知り、そこからおよそ8年でここまでになってしまった。これから先、どんな新しい商品が生まれ、どんな生産性が改善されるか、想像もできない。
さらには、あらゆるモノのコストが大幅に下がるだろう。
デザインはもちろん、それだけじゃない。仮に値段が上がっているじゃないか?と思っていても、それは、インフレ率を超えた値上げでなくては、値上げではない。唯一、エネルギー価格、は上がる可能性があるが、人間が生み出すあらゆる商品は、どんどん下がっていく。
今新しい!とされているものも、1年、いや1ヶ月で値崩れを起こす可能性が高い。すぐにマネされて、商品寿命は恐ろしく早い。
小泉大臣じゃないか、わずか1週間で備蓄米が店頭に並ぶ、圧倒的なスピードで、時代が変わっていく可能性がある。

その時代に流れについていかなくてはならない。

時代の流れについていく、というものは、最新のモノを使う!ということではない。最新のモノを知っているのは、重要であるが、それ以上に重要なことは、自分の会社を成長させることである。成長する過程で、必ず不足するものがあり、それを補っていくことである。
手搾りから、バケット、ミルカー、パーラー、ときて、ロボット、という風に、酪農も変化してきたが、ここからこの速度はとてつもなく早くなる。人生で1回歩かないかだったことが、2回、3回と起きる可能性がある。
そうなった時に、アタフタするような経営ではなく、地に足のついた経営をしなくてはならない。そのためには、キャッシュを貯め、仕事のためにキャッシュを使う、そういう当たり前の経営をしなくてはならない。