会社を大きくする、成長させたい、その達成には「絶対にやるんだ。自分がやるんだ」という覚悟が欠かせません。
プライベートまでそんなことをやりたくないという人には100%不可能です。
例えば、大きな投資をする。その投資がスタートするとなると、経営者自身は付きっきりになるわけです。朝から晩まで、休みなく働かなくてはならないでしょう。何かトラブルが発生すれば、自分が一番に対応しなくてはなりません。売上が足りないとなれば、自分で営業しなくてはなりません。新規開拓、会ったことのない、できるかどうかも分からなくても、やるしかありません。休みが欲しい、休みの日にまで仕事をしたくない、という人には無理なのです。
このことは、何も経営者だけではなく、サラリーマンにも言えることです。つまりは、自分の会社の社員にも、こういった覚悟を持ってもらう、ということです。どうやって、その覚悟を植え付けるか?その方法は分かりませんが、まずは経営者自身がそれを実施していなくてはなりません。
他人よりも大きなことを成すためには、それ相応の覚悟が必要です。仕事だけではなく、遊びも充実させたい。休みの日にはゴルフをしたい、そういったワークライフバランス?を実現させたいのなら、それはそれで良いのか思います。一方で、会社をもっと成長させたい、もっと大きくしたい、と本気で思っているのなら、休みが欲しいとか遊びたいとか、そういったものは両立しません。たとえ、プライベートであっても仕事のことを考えているくらいのことでないと成り立ちません。
それくらいに、経営するということは大変困難である、ということです。経営者には、これが当たり前のことなわけです。世の中の「便利」と言われているサービスは、こういった無理の乗り越えた先にあるわけです。24時間営業のコンビニなんてその典型です。一般の人が寝ている時間にも起きて、働いている。常識からいえば、おかしい、その「おかしい」をサービスに変えているわけです。
