ニュージーランドにおいて、1985年以降、政府の補助金が一切無くなった。

その後の酪農経営は、やはり、一件当たりの飼養頭数は増加した。
1990年 170頭だったのが、2017年で平均431頭規模まで増えている。
一頭当たり乳量は、年間5000キロ以下である事を踏まえても、かなりの規模拡大になっているだろう。これだけの頭数規模を、どれだけ省力化してやれるかどうかという事なのだろう。
ニュージーランド全体の頭数規模は、乳牛で260万頭、これは日本の70万頭と比較すると、およそ4倍に当たる。国土面積は、日本の3/4になる。酪農家件数は、およそ1万件のようだ。
全体の生乳生産量でいえば、1970年に約 500万トン ここから、2020年には、2,000万トンに、4倍まで増えている。これは、日本の720万トンと比較すれば、どうなっているのかどうか、分かるであろう。日本の生乳生産は、ほぼ全てが内需であり、国民1億人に対するモノであること、対して、ニュージーランドは、500万人しかいないため、輸出対象であること。どうしたら、国際的に勝てるかどうかを真剣に考えなくてはならなかった。それによって、現在、世界の流通する乳製品の25%がニュージーランドとなっている。これは、あの有名なフォンテラ(世界6位の乳業会社)も大きく関わっている。