経営が上手くいかなくなると、必ず「自分はやることはやっているのに・・・」という思考をする人が出てくる。「自分なりにできている」と言う人は多い。
しかし、「自分なりには・・・」という自分なりの基準では、意味がない、ことを理解しなくてはならない。
経営や社会、外部環境には、「自分なり」は通用しない。自分がスーパーに買い物に行って、美味しくない商品を買うだろうか?店員に「これは美味しくない」と伝えても、「いや、これは原価から考えても、それなりの味であるから問題ない」と言われて、納得できるだろうか?普通の人は、「あっそう」と思って、買わないだけだろう。
「自分は頑張っているのに・・」とか「自分はできる限りのことをやっているのに・・」などと、思い始めたら、それは、危険信号である。自分は悪くない、悪いのは、環境のせいだ、となってしまうからである。
その結果、今以上の工夫もしない。する気もない。今までと同じことをそのまま繰り返して続けようとする。これでは、改善も何もない。
基本的な考え方として、初めての行動は全て「失敗する」と想定しておくべきです。簡単にいくわけがありません。失敗を恐れて、何もしない、これではダメです。失敗したら、次こうしてみよう、次はどうすべきか、と工夫をしていかなくては改善はできません。「失敗」というものに真摯に向き合って、次はどうしようか、を真剣に考えて、即実行する。これを繰り返し、繰り返し、行う。これを何回かやるうちに必ず成功に辿り着きます。そうなれば失敗も許されます。
残念ながら「自分なりに・・」という経営をしている会社は、即潰れてしまいます。
