(株)DCFサービス 酪農コンサルタント 中野です。
最近の就職は巷では人手不足と言われ新社会人を求める企業が増えているようです。そういった中で「学生の内定辞退」が多いケースが増えており社会問題となっているようです。
そこでリクナビでおなじみのリクルートでは学生個人ごとの真の第一希望などから内定辞退率%をだし、企業側へ販売するというサービスを始めようとしています。という話し。
学生が内定を辞退する場合企業側はただ入社する社員が減るため、現行では多めに内定をだして2〜3割の学生が辞退して、帳尻をあわせていました。
しかし、今学生たちは中小企業やメジャーではない企業での内定辞退率が高くなり一方大手企業と呼ばれる企業の内定辞退率が低くなるというケースになっています。そうした中、採用担当者は頭を悩ませているそうです。
内定を多くだして・・・予定よりも多く採用してしまう、これも問題。内定をギリギリでだして・・・予定よりも採用者が減ってしまうと、上司から怒られる・・・学生に直接聞いても「御社が第一希望です!」と言われるばかり・・・と途方に暮れているそうです。
そこで出来たこの学生個人個人の内定辞退率システム。
もちろん、学生の個人情報の問題がありますが、企業側にとっては無駄を省けるサポートシステムに他なりません。Aさんという学生は内定辞退率90%。Bさんは内定辞退率10%であるならば、Bさんを採用するという企業がほとんどであると思います。これはもちろんA・Bさんそれぞれの学歴や希望会社によって変動します。
この内定辞退率システムは、企業側だけが有利とは限りません。実は、学生側の交渉材料となる場合もあります。Aさんという学生がかなり優秀であるならば、企業側は特別手当を用意して交渉する可能性もあります。また、学生自身の自分の市場価値を客観視できるので、今後の社会生活を営む上で非常に有利になるケースも想定できます。
もし、自分が採用担当者ならぜひ知っておきたい%ですね!
あなたの経営の参考になれば・・・