(株)DCFサービス 酪農コンサルタント 代表 中野です。
Googleがこの度「量子超越性」を発表したことが話題になっています。
なんのこっちゃ?という話しなんですが、このことは僕らの生活にものすごく関わってくることなので、なるべく分かりやすく解説します。
量子コンピュータと普通のコンピュタの違いは?を1言でいうと・・・
「計算が速いこと」に尽きます。
計算が速いことで皆さんが想像することは、パソコンやアプリで起きる砂時計マークがなくなることかなーと思うと思います。もちろんそれもありますが、それだけではありません。
通常のコンピュータでは計算を速くする場合、スパコンで代表される超巨大容量のパソコンを想像すると思います。つまり既存のパソコンでは「計算が速い=容量が大きい」と同じことと言えます。でも、量子コンピュータの場合、その概念が違います。通常のコンピュータの思考が「0」と「1」の2進法であるのに対して、量子コンピュターは()進法・・・のような概念だそうです。なのでその計算速度は今までと比較にならないと言われています。
今回発表された時間では「スパコンで1万年→量子で200秒」と発表されています。そのくらい速度が変わるらしいのです・・・絶句しますね・・・
じゃあ量子コンピュータがこれからの主流になるのか?というとそういう訳ではないようです。量子コンピュータは扱いが難しいようで、一般では普通のコンピュータで既存のパソコンの加速装置として使うのが主流になりそうとのこと。
この量子コンピュータの技術が進めば、牛のゲノム解析など様々な畜産分野でも進化はとまらないでしょう!非常に楽しみです!
あなたの経営の参考になれば・・・