(株)DCFサービス 酪農コンサルタント 代表 中野です。

あの天下のトヨタも終身雇用の「継続」が難しいと発言したという話し

酪農経営と今回はちょっと離れてしまいますが、世の中の雇用の形態が変わるかもしれないという話しなので、書き連ねますね。
とうとうトヨタの豊田社長も「終身雇用の継続は困難」という発言をしました。先日、新入社員の入社式で「あなたがたはずっとトヨタにいようと考えなくても良い。トヨタを利用してスキルアップをして欲しい。それでも。トヨタが良い会社だと思ってもらえるようにしていくのが私の役目だ!」といった旨の発言をしていた社長でも今の環境の変化についていくためには、止むなしといったことなんでしょう。

先日、経団連の会長も同じ旨のコメントをされていました。やはり、今どの業界についても労働環境・作業環境といった方が良いのでしょうか・・この環境が変化しているのは間違いありません。またその環境がこれからますます加速して変化していくことを誰もが感じています。サラリーマンの方はもちろん、我々経営者も常に時代の先を少しでも読み取り柔軟に対応できるようにしておかないといつ足元をすくわれるのかわかりません。

終身雇用がなくなる、もしくはその保証がなくなると企業が従業員に対して転勤を強要するシステムや残業の強制(仕事が終わるまで帰るな的なこと)がなくなるでしょう。このことで企業としての生産性が落ちるのか、上がるのか?(効率性があがる)でその企業の未来も変わってきそうですね。

こういった話しのときよく言われるのがダーウィンの言葉ですね。
「強いものや頭の良いものが生き残るのではない。変化に対応できたものが生き残るのだ」

あなたの経営の参考になれば・・