(株)DCFサービス 酪農コンサルタント 代表 中野です。

Amazonみなさんご存知のネットショッピングのグローバル企業です。
Amazonは最初本を販売することから始まり、家電や生活必需品など実に様々なものを販売しています。

でも、Amazonの凄いところはそこではないんです。実はお金の回収方法が独特なんです。一般的な企業は、商品を作って販売する時ここではわかりやすく牛乳にしましょうか?牛乳を生産するとき、牛舎がありますね(Amazonでいうアプリ:プラットフォーム)。次に、牛を導入したりエサを収穫したり購入したりして「先にお金を払います」いわゆる支出をして、のちに牛乳を生産して販売してお金を回収します。月100万の売り上げがあるとすると、先に100万の経費を払ってもしくはもっと多くの経費(在庫の問題等あるため)を払ってその後に100万のお金が入ってきます。

ここで必要なお金が「運転資金」なんですね。運転資金の目安が月間売り上げの2倍と言われています。なぜなら、回収には平均すると45日(回収期限とします)かかるからです。北海道の農家さんの場合、その運転資金が業態によってもっとかかるため「くみかん」という制度がありますよね。

しかし!!
Amazonの場合、この回収期限が▲40日なんです。
材料の仕入れを行う40日前にお金を回収するんです・・・
通常の業態ではありえません。これは、アプリなどで決済された際にすぐお金を回収してしまえるからなんです。「先にお金を回収できる仕組み」これがAmazonの凄いところなんです!

具体的なメリットを説明します。
この回収期限が▲40日ということは売れれば売れるほど「手元の資金は枯渇することがない」ってことです。ここに運転資金という足かせはありません。なので、売れば売るほど財務体質は良くなっていく〜ということなんです。
なので、Amazonはこの余裕ある資金で様々なもの投資をしていけます。
Twitter、Uber(ウーバーイーツ)、宇宙事業など本当に様々なものに投資しその商品をまたAmazonというプラットフォームで販売していくという戦略をとっているようです。本当にびっくりするくらいしています30社以上はしているんじゃないでしょうか?笑

ほんと、びっくりしますよね。
GAFAの中でもAmazonとGoogleは飛び抜けてまだまだ成長するのでは?といわれています・・・

あなたの経営の参考になれば・・・