(株)DCFサービス 酪農コンサルタント 代表 中野です。

オーガニックといえば、「健康に良い」「身体に良い」というイメージがあります。実際、そういった名目で販売されているような印象を受けます。僕も不勉強で最近まで知らなかったのですが、それが違うそうなんです。

オーガニックとは「出来た商品のトレースができる」という意味なんだそうです。
つまり、「誰が?」「どこで?」「何を使って」などのことが誰でもわかること。
なんだそうです。
「繋がり」がある。そういうことなんです。

せっかく「トレース」できるなら
付加価値をつけよう!ということで
→化学肥料を使わない!
→農薬を減らす、使わない!
などなど 様々な付加価値をつけて販売しようという流れのようです。

オーガニックだから
身体に良い!という概念では無いそうです。
そのオーガニックという概念の中でも、有機JAS認証などのさまざまな種類があり、その中の1つが無農薬や化学肥料を使わないなどのルールが存在するようです。

こういう考え方で
改めてオーガニックというものを考えてみると・・・
日本ではオーガニックの普及率が0.4%と言われています。ヨーロッパでは、10%以上の普及に対してです。
この差に関して
僕の考察としては、国産神話にあると思われます。日本では国産は安心安全という概念が根底にありますので、準オーガニックともいえるトレースに対する安心感があるのではないでしょうか?
なので「オーガニックに対して付加価値をつけて高く販売する!」という戦略は、日本ではヒットしないように思います。

あなたの経営の参考になれば…