(株)DCFサービス 酪農コンサルタント 代表 中野です。

人生60年時代から80年時代へ
そして、これからは人生100年もしかしたら人生120年時代へと寿命が延びるかもしれません。何歳まで生きるのか?というリスクを背負うこれからの世代たちのキャリアは当然、これからもどんどん変化していきます。

そうした中で起きているキャリアの変化の1つがパラレルキャリア、複業です。
複数の事業に同時に所属する。
1つの事業では…
いつその商品が無くなるかもしれない。
いつそのサービスがなくなるかもしれない。
という不安が存在します。
ずっと同じ会社で働くということはもはや不可能です。雇用される側にも変化があるのです。
沢山ある会社の中で果たして60年以上事業が続く保証はありません。

このパラレルキャリアの考え方はサラリーマンだけには留まりません。
吉本芸人さんを例に挙げるとわかりやすいと思います。
芸人も事務所が大きくなるにつれて所属する芸人さんもどんどん増えてきました。その一方で、芸人の世界で芸人だけの収入で生活できるヒトはおそらく100人もいないでしょう。ほとんどの人が、バイトをしたり違う仕事をしています。
50代以上の年配と言われている世代は、このまま芸人の世界で生きていくそうですが、20代の若い世代は、芸人以外のyoutubeやイベント、起業など様々な複業をしているそうです。30〜40代の世代がすごく悩んでいるそうです。「このまま芸人を続けるべきなのか」「芸人以外の仕事をすべきなのか」と悩んでいるそうです。
これが、今のサラリーマンの構造にも同じことが言えると思います。

パラレルキャリアを進化させるためには様々な知識や経験が必要になります。その「知識」と「経験」をどう増やすのか?僕ら経営者は社員のそういった環境の変化に気づくことで、社員の成長に気づけるかもしれません…と思います。

あなたの経営の参考になれば・・・