(株)DCFサービス 酪農コンサルタント 代表 中野です。

今回、将来構想である「哺育センター」のため、最近出てきた哺乳ロボット「カーフレール」を観てきました。もちろんYouTubeで動画もアップしますが、先にブログで紹介したいと思います。

最大の特徴は、群飼いではなく個別ハッチで飼育が可能という点。当然、子牛が1頭病気になってもそれが全体に移るリスクは格段に減るので、管理しやすいメリットがあります。病気のデータも管理されていて明らかに疾病で苦しむ牛は減ったようです。お話しを聞く限りは、ミルクを飲まない、飲めないというサインを異常なサインとして捉える管理をしており、スマホやパソコンで毎日チェックしているということでした。

デメリットはハッチという特性上、ホルス雌であれば30日前後しか飼育できないという点でした。
子牛の身体が大きくなると・・・
・配合や牧草の食が増える(多回給餌)
・床やハッチの汚れが早い(手間が増える)
・過密気味になり環境が悪化(狭い)

なので、30~40日くらいで通常の哺乳ロボットに移管していました。そこから離乳して育成舎へ移行していました。

個別管理できるのは非常にメリットですが
・30日以降ハッチが狭い
・哺乳ロボットが2段階必要
というデメリットもありました

まだまだ悩みそうです・・・

あなたの経営の参考になれば・・・