(株)DCFサービス 酪農コンサルタント 代表 中野です。

「皆さんは今の仕事は楽しいですか?」と聞くと、経営者と従業員で答えが別れます・・・

経営者の方は楽しい!と答え、従業員の多くが楽しくない!と答える。

仕事は、人生の暇潰しだ!と答える人もいれば、お給料の対価と答える人もいます。

この考え方・価値観の違いが、働き方へ影響しているわけです。
我々経営者が、雇用しようとすると、まず従業員の方は「休み」はどうなっていますか?と聞いてくると思います。
この考えの裏には、仕事が苦痛の対価であり、楽しくもない事をやり続けるのにはストレスが大きいわけです。そのストレスをある一定以上たまると、解消しておかないと辛いわけです。

では、仕事が楽しくなれば解決できるんじゃないの?と思った方がいるかもしれません・・・でも、彼ら従業員がする仕事の多くが単純労働です。知的労働ではありません。この単純労働は、誰がやってもいつか飽きてしまうと思います。どこかでクリエイティブな部分がなくては、いつか必ず飽きてしまいます。飽きても誰かがやらなくてはなりません。それは、苦痛ですよね?ストレスがたまります。

また、この単純労働も我々経営者がすると、一部知的労働が出てきます。「少しでも効率よく」「前はこれで失敗したから次は!」といった具合に。

我々経営者には休みが返って苦痛になることがありますが、従業員にとっては仕事が苦痛になるわけです。

この価値観の違いを理解しておくとお互いの距離感が良いところになるのではないでしょうか?

あなたの経営の参考になれば・・・