(株)DCFサービス 酪農コンサルタント 代表中野です。

ブラック会社に勤めていて中々「辞める!」って言いづらい社員が代行で「退職します!」という代行サービスの会社、ここ2〜3年で何社かできました。
当時は退職くらい自分で言えよ!みたいな風潮がありましたが、今回のコロナショックで、会社を辞める人が激減して「みなさーん、会社を辞めてください!」とキャンペーンをしています。

「風が吹けば桶屋が儲かる」という言葉がありますが、実際にコロナショックの経済ダメージは思いもしないところにあります。

僕もびっくりしたのが民間酪農ヘルパーです。

最近、畜産・酪農業界が人出不足という事で、民間酪農ヘルパーはどんどん増えていた。既存の公的酪農ヘルパーから独立してやろう!なんて人が増えてきた矢先に、このコロナショック。元々、酪農家がヘルパーをお願いするときは、何処かへ行く!という目的のことが多いが、コロナのためどこにいけない・・・となれば、家で仕事をするかということでキャンセルが相次いでいるらしい。
会社としてはヘルパー依頼が増えると見越してヒトを増やしていたため、その人件費(固定費)が経営を圧迫している様子。キャンセル規定も不十分だったため、ただただ予定が空いてしまっているようだ。

5月6日に一応の緊急事態宣言が終わる・・・とは誰もが思ってもいないはず。
という事はこう言った状況は、しばらく続くと思われる。

まさか、こういった形で・・酪農ヘルパーに影響があるとは露ほども思わなかったというのが、誰でもの感想ではないだろうか??

逆に人出不足で困っている牧場は、民間ヘルパーと中長期契約を検討してみてはいかがでしょうか?

あなたの経営の参考になれば・・・