(株)DCFサービス 酪農コンサルタント 代表中野です。
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)
まあ、今なら誰でも知っているし、誰でも1つか2つは使っているサービスですね。直訳すると、ネット上で繋がりを持つ事、という事でしょうか・・
Twitter、Facebook、Instagram、LINE、YouTube、などなど今や様々な種類があります。さて、皆さんはどんな使い方をしていますか?日頃の気になった事を呟いたり、政治家や自治体のアカウントへ直接抗議できたり、色々な事ができます。
まさしく、個人発信時代、個人誰でもが気軽に思った事を情報を発信できるツールとしては非常に有効なモノです。でも!そこには「魔」が存在しているという事に気づているヒトはどれだけいるのでしょうか?
「魔」の1つ目は、個人が発信することの快楽です。自分のツイートがバズり、あれよあれよと「いいね」が付き、その快楽を求めてさらに過激なツイートをする。おそらく、バズっている時は誰でも快楽ホルモンが全開で出ていると思われます。それくらいこの快楽には逆らえません。
「魔」の2つ目は、情報に扇動されやすい。先日Twitterである1つのハッシュタグがトレンド入りしました。そのツイート数300万・・ですが、後々それは1人のアカウントが250万以上ツイートしている事が明らかになりました。多くの人が、その一次情報(元ソース)をよく調べもせず情報を拡散するツールとして利用されたという事です。皆さんはそんな経験がありませんか?
「魔」の3つ目は、これは経営者である我々には多いに関係ありです。例えば、私が社長で従業員が10人いたとします。そういった状況で社長である自分が毎日飲み歩いているのをツイートしていたとします、それを従業員が見ていたとしたらその従業員はどういった気持ちになるでしょうか?誰とは言いませんが、結構な数いるように僕は思います。
情報発信して「共感」してもらえると誰でも嬉しくなり、それ以上の「共感=快楽」を求めがちになります。一般のサラリーマンの方はそれで良いと思いますが、我々経営者はもしかしたら間違った印象を相手に与えるかもしれない・・というリスクを常に考えるべきです。
あなたの経営の参考になれば・・・