(株)DCFサービス 酪農コンサルタント 代表中野です。

風が吹けば桶屋が儲かる
先日、コンサル先のお客さんから「今ヘルパーさんって仕事ないの?知り合いに仕事くれ!って頼まれたんだけど・・」という話しがありました。コロナ自粛の影響で、休みを取って家族旅行へ・・というはずがどこへ行っても自粛で休みという事で酪農ヘルパーへはキャンセルが続いるようです。
まさか、コロナで酪農ヘルパーへ影響があるとは?と僕も思いました。

そんな中、北見で知り合いのお医者さんと話す機会があったんですが、今個人も含めた病院経営はどこも「大赤字」で大変だそうです。政府が用意した緊急融資制度を早速利用して、運転資金確保に動いたそうです。コロナウイルスに感染した患者さんが増えれば医療崩壊を招く・・これが医療崩壊かと思っていたのですが、どうももう1つの医療崩壊、患者が来ない・・という医療崩壊が起きているようです。

今、多くの人が病院に行く事を控えています。病院における院内感染を恐れてのことです。元々、日本では医者の数は足りず、どこも病院は常に患者で一杯でしたので、事務員・看護師、共に多くの雇用をしています。それが全く患者が来ないということで経営が逼迫しているそうです。

ましてや病院経営は医療保険制度のため、点数制、これはつまり薄利多売、とにかく数をこなさなくては利益がでないという仕組みになっているため、どこも多めに社員を抱えています。それが、コロナショックが報道されてからパタっとお客さん、患者さんが来なくなってしまったのです。

これはおそらく緊急事態宣言が解除されても、3ヶ月〜半年は客足は戻らないだろうと推測されていましたし、さらには2020年秋・冬にまたこのコロナが振り返すことも予測できるので、もしかしたら経営破綻する病院も出てくるのではないでしょうか?といった事を仰っていました。

今このコロナショック下でTVでコメンテーターとして出演している医師が多いのも、もしかしたら・・・日銭・・をか・・せぐ・・ため?

あなたの経営の参考になれば・・・