(株)牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

今日、変な…的外れな相談をされました…という話し。コンサル先ではありません…

恥ずかしい事がありました。僕…全く勘違いしてまして、生産性を生産効率とほぼ同じ意味だと思っていました。違うんですねー。恥ずかしい😰。生産性とは付加価値のことなんだそうです。付加価値とは、粗利益とほぼ同意語なんですが、粗利益とは、売上げから原価を引いたモノです。
式にすると
* 生産性=付加価値= 粗利益= 売上げ-原価
*酪農経営なら、乳代ー餌代のことになります

となります。
なので経営規模が大きくなれば、酪農経営においては頭数規模が増えれば、この生産性はどんどん大きくなってわけです。
多くの経営において、この生産性を最大化することが目的なわけです。
ただし、多くの経営スタイルにおいて生産性が最大になるにつれて、生産性の効率パーセンテージは下がりますが、生産性自体、つまりは金額自体大きくなっていくわけです。
ということは、必然的にそこにかかる「原価」もどんどんその金額も大きくなっていくわけです。ですが、そこを想定していない場合、過去との単純な比較のみだけで、ビックリしてしまう訳です。そして、何とかこの原価を下げよう!とするわけですねー。ハッキリ言いますね。下がりません…

今日された質問は、牛の足の蹄浴の薬、ここはフットマジックでしたがこれが高いのですが、なんか良いのはありませんか?
→ ありませんww
これは、我々の日常で常に起こることで、例えば不動産でも不動産会社は良い物件を隠してて、一部の富裕層にだけ売ってるんじゃないのか?とか、安い税理士費用のところを求めて、あちこちに相見積もりを出させたりとか、まーいっぱいありますよね?

でも、この原価低減の場合、労力に見合わない費用対効果に成り下がる場合がほとんどです。得しているようで、実際は損をしています。さらに、そういった所にばかり気持ちがいくということは、本来やるべき事が上手くいってないケースが多いのです。なので、安易な手法に走りやすいのです。
その点も注意したいところです。

あなたの経営の参考になれば…