(株)牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

ネット社会やキャッシュレス社会となり、どんどん便利になっていく一方でそのセキュリティの心配もされています。もはや一般人の我々には理解できない世界でのサイバー合戦、そこではいつデータが盗まれたかさえもわからないレベルなんでしょうね。そんな中、世界ではクラウドストライクのような、クラウドの中でのセキュリティですとか、そういった企業も増えています。
そんな中、我々ができるセキュリティとしてあるのが「生体認証」。その最新トレンドを解説していきます。

生体認証の代表と言えば、指紋認証でしょうか?スマホでの標準装備は当たり前になっていますし、今やMacBook、パソコンでも装備されていて、これがまあ便利。これは何もパソコンを起動する時の承認だけでなく、あらゆるアプリ、サイト、それらのIDとパスワードの入力が指紋1つでパスできるというのは非常に画期的で便利です。
その他にも、FaceID、今のスマホでは当たり前の機能で、中国では一部フェイス決済という顔認証による決済サービスも登場しています。この顔認証システムは、Face++という世界中のあらゆる顔のタイプが集まるプラットフォームまで存在してます。

そんな中、生体認証の種類は、「手のひら」や「指の静脈」「瞳の虹彩」「筆跡」「まばたき」などなど増えています。オランダのING銀行では、ネットバンクの取引パスワードに「利用者の声」を採用していて、パスワードを求められた時にあるフレーズを話すと、クリアできるなんてことまで可能になっています。
顔認証に関しても、ダブルセキュリティが採用されているところもあり、Faceとまばたき という行動とセットになっているところまであります。

さらには、スマートウオッチやアップルウオッチなどの腕時計と連携して、心臓の鼓動の波形を記録して認証させるなんてことまで起きています。

ここまでくると、何でもありで、何をパスワードにするのか?を選択できるなんて時代がくるかもしれません。バイオテクノロジーとの連携も積極的になりそうですね。