(株)牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

Netflix、AmazonPrime、YouTube、etcなど、エンタメ系のコンテンツが爆増している。コロナによる外出自粛も相まって、Netflixは先日の決算発表で4半期でおよそ3700万人の会員が増えたことを発表しました。これは月額1,000円と考えると、およそ月ベースで370億円の利益が増えたことを意味します。とてつもないお金がこの動画エンタメに流れているということです。

そうした利益の中から、今やNetflixは巨額の製作費を投入して、例えば日本で映画1本20億前後ですが、アメリカでは50~100億という巨額の製作費が注ぎ込まれています。それだけの製作費が今度はどの分野に注ぎ込まれるのか?それが「マルチエンディング」にいくのではないか?と言われています。

マルチエンディングとは、読んで字のごとく、ヒトそれぞれにとって最適と思われるようなエンディングが用意される、もしくは映画を見るたびに違うエンディングが用意されている。というシステムです。

ヒトによって、バッドエンディングがリアリティがあって良い!というヒトと、最後はハッピーになりたい!というヒトと、それぞれに合わせたエンディングが用意されている状態。その決断はAIによって、Netflix上で選択する動画の種類によって、はたまた動画を見ているあなたの表情から判断するとか、今そこに彼らコンテンツメーカーのテックが集中しています。

まさに、データ×AI という2015年から言われ始めた未来像が始まっているというわけです。