(株)牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。
コロナによってマネーゲームが加熱した影響で、不動産バブルが起きている。金余のため、ここのままにしておくよりも不動産を買って資産形成をしようと、不動産を購入する人が増えている。そうした高額な商品を買うとき、必ず購入者が思うことがある「騙されないぞ」「高い物を買わせようとしているのでは?」「何か掘り出し物があるはずだ」という、心理である。
もし、同じモノを買ったとして「隣」の人が、自分よりも安く買えたとしたら嫉妬するのではないだろうか?身に覚えがある人も多いと思う。ヒトは何かを買おうとするときに、必ずこの「自分だけが特別でありたい」と思うモノである。自分にだけ安くしてくれたら「嬉しい」、自分だけに特典があると「嬉しい」、誰でもそう思うものです。でも、時にその感情が暴走して、とんでもない事にもなりかねない事があります。
①自分だけが特別でありたいという気持ちが強すぎて、世の中の「環境」を無視してしまう。
経営者なら当然誰もがコスト下げたいという気持ちが先行します。ただし、それはあなただけの都合ではなく、周りの都合も優先されます。現実に、今間違いなく人的コストは上昇しています、さらには購入機械もどんどん上がっています。それらはもはや、言ってしまえばどうしようも無い事なのですが、「自分だけが特別であろう」するが故に、どんな理不尽なことでも相手に言ってしますなんてことがあります。結果が良くなろうはずもありません。
②「特別でありたい」という気持ちが強すぎて、物事の本質を見失う
特別でありたいと願うがあまり、本当に自分の経営に必要なことがなんだったのか?を見失うことがあります。それが本当に必要なモノだったのか?もわからなくなり、ただただ特別でありたいという事に執着してしまうこと。
僕もそうですけど、皆さんも経験があるかと思います。
「売る」「買う」をしている経済活動の上で、この「特別でありたい」という気持ちはいつも無くなりません。いつでも出てきます。セールスは逆にそこに罠を仕替えることがあります。そういった油断が起きないようにいつも肝に銘じておきたいですね。