㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

あるツイート「サラリーマンの年収と責任ってこんな感じなのどうにかならないんですか?」

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この意識はサラリーマンならそう感じるのもわかる・・・

が!これに個人で事業をしているヒトが噛みついた・・
「たぶん独立したことがない人たちがこう信じているんだろうな〜」「個人事業主や零細企業を立ち上げて自分で個人保証を入れてみると、こんなグラフちゃんちゃらおかしいことが身をもって体感できるよ」「リーマンのような雇われが感じてる責任なんて責任のうちに入らん」

とまあ、こんな経緯です。

サラリーマンをやっていた身からすると、投稿主の気持ちは理解はできるが、世の中の正解は、後者だと僕は思う。サラリーマンの責任なんて・・「守られた責任」で本人の不注意(ミス)で会社に損害を与えたとしても、罰を与えてはいけないと法律に守られているし、もしミスしても「なんで失敗したのか?」を説明すれば許される立場にある。だからこそ、そんな責任なんて責任じゃないと言われてしまうのだ。

最初のグラフには、本人の「働きたくない」とか「責任なんて取りたくない」というバイアスがかかって、あのグラフという認識になってしまうのだろう。本当に覚悟をもって、サラリーマンをしているヒトなんていないと思った方が良い。だからこそ、会社や経営者はヒトの雇用で苦労するのだ。
経営者は忘れがちだけど、サラリーマンが「責任を取ります!」とか「責任は考えています!」と言っても、信じてはいけない。彼らが考える責任と、経営者の責任とでは種類と次元が違う。