㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

お金持ちって性格が悪い・・とか、貧乏なことは清貧と言われたり・・そういう情報は正しいのか?という話し。

経営者をしている中でよく言われる話しが、経営者としてそこそこ成功するとそれはなぜか?犯罪者的な扱いをされる・・悪いことをしているのか?というような雰囲気さえ醸し出されることがある。
世の中の大筋な流れで、「清貧」。お金を持っているヒトは性格が悪い・・というような間違った考えがさも当たり前のように、誤解されている。もちろんお金がないよりもあるヒトの方が、性格が良いに決まっている。それは、犯罪の多くが貧困からきていることからも理解できる。でも、世の中では清貧が正しいというような認識の方が多い。キリスト教でも、富を多く持つものは罪であり、正しい教養をもつものは貧しいことが多い・・という風にされているのも原因の1つだと思う。

似たようなことはいっぱいある。例えば、遺伝子組み換え作物は何がダメなのか?とか、世界では飢餓よりも肥満で死んでいるヒトの方が多い・・とか、中国の技術力、経済力を馬鹿にしている日本人は多いがすでに抜かれている・・とか、そういった事実なのかどうか?ということが、自分の知識として認識されていない情報がいっぱいある。

その情報をどれだけ自分の知識に昇華できるかもこれから先必要になってくることだと思う。先日、若い子と話す機会があった。自分に足りないものが何か分からない時期でもある。これから自分の将来なんて考えたこともない。今20歳ならあと50年、もしかしたら60年、働く人生が待っている。それを1つの仕事に捧げるのか?それとも違う人生を歩むのか?なんにせよ、もはや、どれもが自分で決めなくてはならない。自分で決めるためにも、「正しい認識」が必要だと僕は思う。