㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

経営はよくマラソンに例えられる

経営していくと、紆余曲折ある。
良い時もあれば、なんで?なんて悪い時もある。そんなこと、百も承知しているが、実際に不運が重なると、経営者も人の子、心が病んでくる。
なぜなら、誰に相談しても解決しないし、解決できるのは自分しかいないから、それがよく解っているから、悩み、病む。

もちろん、ボクだって嫌なことはいっぱいある。なんだか、経営していくのに自信が無くなることだってある。
ミスしたら、全部がパアなのに、ミスしてしまう。そんなことだって、沢山ある。

それでも、前に一歩ずつ一歩ずつ進んでいかなければならない。今のミスが、将来の糧になると、信じて、進んでいくしかない。
経営は、長距離マラソンである。それも、長い長い距離である。その長い距離を走破するためには、少しずつ少しずつゆっくりでもいいから、進んでいくしかない。
嫌になるときもあるけど、それでも進んでいくしかない。

あの、柳井さんや永守さんや、孫さんに比べたら、ボクらの悩みなんてちっぽけのものである。
3兆円の赤字見込みなんて、誰一人経験できるものじゃない。そのときの精神状態は、如何程なのか。誰も想像できない。それくらい、苦境の中で戦っている、経営者と比べて、僕らの甘さは。
そう考えると、もっともっと真剣にならなくちゃいけない。
そんな規模の彼らさえ、もっともっと真剣なのだから。冷たい闘争心で、常にメラメラ、ゆらゆらと、燃えていかなくてはならない。