㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。
「変わりたいのに変われない・・」っていう悩みの方、結構多いですよね。
ほとんどの人は、「変わりたい!」って思っていても変わることはできません。ヒトが変化するきっかけは、今までの経験上で、「失敗」や「挫折」が1つの転換期だと思っています。他にも、きっかけはありますが、やっぱり「変わらないといけない」と本気で思っているかどうかによります。
人が変わるきっかけは他にも、「環境」に左右されます。
失敗を転機に本気で変わろうとも思っても、注意しておかないといけない事があります。
その1つ目が、「他人を変えることはできない」という事があります。コーチング的なことに関していえば、あくまで伴走者であって、他人の人生を変えることはできません。特に、家族労働の場合の家族の行動、そして従業員の行動を変えることは難しいということ。
2つ目、目標は数値目標にしないとヒトは変わらない。「決意でヒトは変わらない」という、こういった割り切った考えも重要です。具体的な数値目標を立てないと、変われないということ。
3つ目、正論だけではなかなかヒトは動かないということ。経営者の多くの思考は合理主義の方が多いという風に感んじます。いくら感情で訴えたところで実際に困っている時は誰も助けてくれません。天から神様が助けてくれるということはあり得ない。だからこそ・・・という考えが多いです。その考えは100%合っているし、正しいわけですが・・・正論ではヒトは基本的に動きません。分かったフリをするけれども、絶対に行動に移しません。「ヒトを動かす」というのは、そのくらい大変なことなんですね。特に他責の考えのヒトには、特に難しいと思うべきですね。
「変わりたい」と思えば思うほど、何が重要なのか?それは、自分の環境を変える以外に変化は起きません。新しいプロジェクトに取り組むとか、付き合うヒトを変えるとか、今まで違う行動を取ることで、周りの環境を変える、それしかありません。
今のままじゃダメだ・・・そんな風に思っている方も多いと思います。僕もその1人です。