㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

世の常。正しいことを公に言うと、叩かれる。

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人出不足になっていると言われている産業と、そうでない産業が存在します。その差は何か?「人気がある」と思れていますが、なぜ人気があるのか・・というと、それは、給料が高いからですね。なぜ、給料を高くできるのか・・そこで働く労働者が生み出す利益が多いからという単純な話です。
今時、何が悲しくて、田舎で時給1,000円を切るような単価で都会から働きにくる・・・わけありません。仕事がどれだけ好きだとしても・・・暮らしを犠牲にしてまでやり続けるヒトはいません。

冷静に世の中を見ると、人出不足なんて起きていないんですね。
ただ、給料が安い、待遇が悪い、から、募集しても来ないだけなんですね。
「自分に都合の良いだけの奴隷」なんていないわけですよ。
仕事を選ぶ自由があるわけです。

ところが、こういった正しい発言をしただけで、トンチンカンなクソリプが沢山くるわけです。

「外国人でも日本のために働いてくれるなら、差別せず、一緒に働きたい」
「金が豊かになっても、心が浅ましく貧しい人間にはなりたくない」
というような、金じゃないよね・・というような論点ズレまくりの反論が飛んできます。

他にも
「他の業種に負けないくらい魅力的で人気のある職にしたいよね」
それは、従業員にとっては、給料アップと待遇改善でしか得られない感情ですね。

こんなことを世間に言っても理解されないわけですね・・

中小零細企業の苦手分野、「採用」「教育」「広告」。
この分野に投資しようとすると、それは莫大な金額と時間がかかるわけですね。
お金をかけたらからと言って、リターンが返ってくる保証もありませんし。
まあ、ほとんど返ってこないでしょう。

でも、「売上に悩む」第一段階、「キャッシュフローに悩む」第二段階、「人材に悩む」この第3段階にくると、これ以上の事業の発展は、社長の資質だけじゃなくどれだけ優秀な人材を得ることができるのか?というのが、重要になってきます。これが理解できる経営者は、とことん少ないと思いますが・・・この人材に投資するのも少しずつ早めにやっておきたいものです。