㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

原子力発電と核融合は、全然違うらしい。

核というと、原子力発電を思い浮かべるヒトが多い。
原子力発電は、核融合ではなく「核分裂」です。
核分裂は、中性子を使って原子を分裂させ、そこで発生する摩擦熱で水を温めて、それでタービンを回して発電する。原料が違うだけで、基本的構造は、火力発電と一緒。

では、核融合とは、「軽い原子の核と核をくっつけて1つにする」ことによって、熱を生み出す。その先は、火力発電と一緒である。ただし、そこで発生するエネルギー(熱)は、化学反応の100万倍、1gの水素燃料で石油8トンに相当するエネルギー。

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この核融合炉は1950年代から研究されているが、まだ実現していない。
安全性は原子力発電に比べて、かなり優秀。

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暴走のリスクがかなり減る。

ただ、今まで実現してこなかったが・・・最近の環境問題、火力発電の閉鎖の煽りを受けて、この核融合研究に多くの投資が流れてきている。ジェフベゾス、ビル・ゲイツ、Googleが、どんどん投資している流れが強まった。
2025年にフランスで操業予定もある。
おそらく、日本でもこのまま火力発電を停止する方向に動けば、この核融合を利用する流れになるだろう。