㈱牛コンサル 酪農コンサルタント

トイストリーを輩出 代表中野です。した「PIXAR(ピクサー)」の話し。

PIXAR(ピクサー) トイストリーやバグスライフなどのアニメーションの会社で、ディズニーが買収した。そのピクサーを作ったのがジョブズということで、彼がもう一度脚光を浴びるきっかけになった。その後、アップルに返り咲き、iPodやiPhoneを作ったのは、有名な話しです。
そのピクサーの売却に至るまでの奮闘記を読む機会がありました。

この頃のジョブスは、アップルを追い出されてから、別の会社でパソコン会社(NEXTネクスト)を立ち上げたが、これが鳴かず飛ばずで、彼の評判は地に落ちている時期だった。元々ピクサーに関しても、あくまでオーナーという立場であり、中の作業に関しては全く積極的ではなかった。ただ、彼はオーナーであったため、株を保有していたため、IPO(上場)できて、株価が上がれば、収益を取り戻せるという立場だった。と書かれている。ジョブズが復活させたというよりも、このピクサー上場によってジョブズが、息を吹き返したという見方が正しい。

あれだけの成功者に見えるスティーブ・ジョブズも、どん底時代には、偏屈でヒトの話しを聞かないやな奴という扱いを受けて、手持ちのキャッシュは、赤字会社にどんどん食われ、悲惨な状況でも、経営者としてオーナーとして、どん底を味わっっていたのか・・と想像する。なんとピクサーが上場するまで16年かかり、資金として50億円ほどが費やされた。どうしても、華やかなところだけを注目しがちだけど、どんな経営にだってどん底がある。その時に、どう行動できるか・・他責になって喚き散らすのか?それとも、今は・・・とコツコツ今までとは違う資産を積み重ねるのか・・で、将来の優劣に差が出てくるように思う。
あれだけの成功者だって。