㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。
経営判断で後で後悔することが多いのがこの・・・
経営判断で難しい判断になるのがこの
「高いか安いか?」で選ぶのか?
「良いか悪いか?」で選ぶのか?という判断だろう。
一般的な経営者の多くは、こっちの方が「安い」と言われれば、そちらになびいてしまうのが常だと思う。誰だって、そうする。この判断の難しいところは、「結果」と比較できないところにある。
結果とは、支払った金額とその成果との比較である。
<例>
ある壊れた機械があったとして
(安い)1年以上修理にかかる
(高い)1ヶ月で直る
この値段だけじゃない、実際にやってみないと分からない部分を経営者自身がどう判断するのか?ということである。これがわかっていれば、誰だって高くても1ヶ月で直る方を選択するであろう。高いといっても、せいぜい10〜20%の問題である。
この「高いか?安いか?・良いか?悪いか?」判断に関しては、経営者に見極める能力が必要になってくる。これは、先天的なものというよりも、何度も失敗して失敗して学ぶものなのではないかと思う。つまり、自分が失敗したことを認めて、その過失を認めて、次同じ失敗をしないためにはどうすべきなのか?を考えることである。
零細企業の経営者の周りには残念ながら「うちの方が安いですよ」「高くてあなたは損をしている」という、悪魔の誘惑が多い。そういう人たちが集まりやすい。
そういった声を無視して、あくまで自分の判断を信じるというのは、本当に難しい。が、これから投資を考えている人はぜひ、身に着けてほしい能力である。