㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

経営を突き詰めて考えていくと、難しいことは何もなく、至極当然の理屈がわかる。それは、
「原理原則に従って、当たり前のことを当たり前にやる」これに尽きます。
経営者の使命は、「会社を潰さないこと」ですが、実際に真剣に考えている経営者はほとんどいません。いやいやいや、自分は真剣に考えている!と言うのであるならば、会社が潰れない・・とはどういうことか?を説明できなくてはなりません。
決して、国からの補助がないと継続できない経営が正しいとは思えません。

さらには、経営(会社)は、成長するのが使命です。ですが、ほとんどの経営は成長していません。成長できない経営は衰退していくのみです。成長させるためには、事業に投資をしなくてはなりませんが、多くの経営が、プライベートに対する金は無尽蔵に使い(旅行、食べ物、お酒)、事業に対するオフィシャルな金は極力渋る傾向にあります。

この「当たり前のことを当たり前にやる」ことの難しさを理解できている経営者もまた少ないと思われます。皆さん、正しい経営は一応理解していますが・・・実際には、あれこれ言い訳をして、できない理由をこれでもかと並べ、自分に言い訳をして、正当化しようとします。
この誰でにも分かっているけど、それを実行する大変さ、そして淡々と継続していく以外に成功への秘訣なんてありません。

酪農経営において当たり前にやるとはなんですか?
乳量を増やすことであり、個体乳量と頭数乳量をどうしたら増やせるかしかありません。「低い乳量で、ウチはやっていける」には価値がありません。販売単価が決まっている以上、酪農経営にはこのが経営の成長になるわけです。
実際に、乳量を増やすために経営として努力しているのか?
去年より増えているのか、これから5年先も増やすためにどんな投資をしているのか、考えているのか、では、カウコンフォートはどうするのか、粗飼料の品質と量は確保できているのか、酪農経営に限った話しではなく、やるべきことは沢山あリます。それら全てを、やり切った・・と言える経営者は1人もいないでしょう。

酪農経営は、対B to Bだからまだ良いと思います。これがB to Cならもっと悲惨なことが起こります。それだけ、一般消費者の要求は高いということです。それに応えるために、まだまだ経営を成長させていかなくてはなりません。