㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。
少しでも進んでいく。そのためには、常に自分を否定する勇気を持たなくてはならない。上手くいっている・・と思った時ほど、自分を否定することができるか。
自分を否定する、自己否定となると、「悲観的」とか「自虐的」となりやすいがそうではない。
上手くいっていると思い込んでいる、今のそのやり方が本当に正しいのか?を、本気で考える勇気が必要だということ。
一見すると、仕事が回っている
一見すると、会社の利益が出ている
経営者が考える「自分の仕事のやり方」「今まで通用した仕事のやり方」を否定するというのは非常に難しい、という自覚ができるか・・・
順調にいっている、ということは、今のやり方が正しい、間違っていない、ということ。にもかかわらず、そのやり方を疑う、ということは、本当に必要なのだろうか?と思うことは、必然だろう。
自分を否定してまで、「改善」する必要なんてあるのだろうか。
そう思う方が自然だろう。
けれどその思い込みが、成長を阻害している可能性はないだろうか・・と考えるべきである。
自分への愛着、自分の仕事のやり方への愛着というのは、想像以上に強い。「今までこれでやってきたんだ」「なんでやり方を変える必要があるのか」これまで散々聞いてきたセリフだけども、自分の仕事のやり方が、古くなっているかも・・と、きちんと精査できているのか?
これに対して、きちんと考えれている人は本当に少ないと思う。
愛着や慣れ、があるから今までと同じやり方を継続しているだけで、本当はもっと良い方法があるのかもしれない。変える勇気や、変える行動力がないだけなのかもしれない。めんどくさい・忙しい、はその代表だろう。
しかし、世界の真理として、今よりも良い方法は、必ず存在する。
慣れや愛着だけで仕事を進めていても、そこには進歩も成長もない。ただただ老化、退化していく一方。
『本当にその方法論が効率的なのか。それが必要なのか。』いつもその事を考え続ける姿勢が必要なのだ。