㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。
経営をしていれば1度や2度、3度、4度くらいピンチが来るでしょう。1回では絶対にすまない。10年に1度周期くらいで必ず発生する。そのピンチにも法則があります。
1.ピンチは周期的にやってくる
上記で説明したように必ず定期的に発生します。
2.ピンチに陥ると、周囲で起こること全てがマイナスに働く
3.ピンチの後は必ず上昇気流に向かい始める
ピンチのときは、誰でも不安に襲われます。不安に押しつぶされそうになる。これは心理的なモノなわけです。必ず、どこかで底を打ち、そこから上昇に向かうことができます。
4.ピンチの折り返し地点は、自分が想像しているよりも上の位置にある
どうしても悲観的になりますが、悲観的に想像した以上に悲惨なことはそうそうなりません。
5.ピンチから這い上がるキッカケは、ピンチになる前に考えていたようなところから生まれない
これは当然なのですが、ピンチからの脱出する時に、甘い期待をしてはいけません。苦しみに鍛えられ、それがクスリになって初めて上昇へのきっかけになる、ということです。
以上の5つのピンチの法則があります。
残念ながら、どんな経営をしていても、どんなに順調だ!みたいな経営をしていても必ず「ピンチ」はやってきます。多くの場合、この「ピンチ」は、外部環境の変化によっておきます。誰も止めることや防ぐこと、ましてや予測することすらできません。このピンチは、受け入れるしかありません。この時、必要なのは「忍耐」です。耐える力です。小手先の改善でなんとかなる程、甘くはありません。