㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

Twitterにこんなツイートがあった。

飲食店バイトをしてると、どれだけ売上が上がっても時給が上がらないから、客がいっぱい来てもただ迷惑にしか感じないんだよな。
売れてる店舗と暇な店舗で別に時給差もないから、忙しい店に入ってしまうと損でしかない。
店が繁盛するほど従業員が損するシステムどうにかしたほうがいいよ。

こういったツイートに対して、「製造業でも一緒の感覚がある」「忙しいときはボーナスをよこせ」というようなコメントがいっぱい付いていた。
そもそも飲食店バイトの時給は、店が忙しい時に合わせて設定されているものであって、暇なときでも時給が同じなのは店側のサービスである、というのが雇用する側の理屈だろうと思う。
しかし、こういったツイート内容に共感する人は、一定数どころから多数派ではないか?と思う。

この事から我々が得るべき教訓は、何も知らない何も考えないと、こういう職業観になってしまうという事である。
彼らが言いたいのは
・たくさんの給料をもらいたい
・なるべく楽して稼ぎたい
・早く帰りたい
という矛盾した望みの結果である。
さらには、矛盾していることにすら気づかない。

最近の結婚相談所では、ズバッと本音で言われる・・という動画流行っている。
女性の中には、長男じゃない、姑がいない、不動産を持っていて、ハンサムで、センスがあって、話しが面白い、年収最低1,000万円以上の人が希望・・・という人がいる。
実際に、こんな男がいるはずがない。仮にいたとしても、あなたを選ぶはずがない。そんな話しをしたら、男性の多くは・・・ほぼ100%納得するだろう。
こうした他人の矛盾は笑えるが、いざそれが自分のこととなると気づかない。気づけないのが人間なのだが、会社の成長を支える大切な人間がそれでは困る。

忙しくない店にいて、高いバイト代金を望むような、さらには、それに文句をいうような人間になってはいけない・・・と思うが、気づけば、ズルズルとそちら側の人間になっているのが、サガである。
経営者はそうした人間の職業観を、少しずつでも教育していかなくてはならない。