㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。
燃料問題、石油はこの先、間違いなく「高騰」していきます。
前にお話ししていた、無機説の訂正と石油の現状についてお話ししていきます。
石油は、やっぱり有機物でした。恐竜の死骸ではなく、植物が死骸です。それが1億年単位で積み重なって、発酵してできたのが石油や石炭、と考えるのが科学的に正しいです。
石油がなぜ、この先価格が上がっていくのか?というと
石油の寿命があと30年と、30年前から言われている??という話しがありますが、これは現時点での「発見された」油田の埋蔵量であり、30年経った間に新たに発見され続けている、のがその答えです。じゃあ、この先も、発見されるのでは?というと、それもフェーズが変わってきているようです。
今までは、採掘が簡単な石油をどんどん採っていました。石の油、とあるように岩盤と岩盤の間にあって、高い圧力がかかっているので、そこにパイプを通すだけで、油が噴出していました。見たことがある風景です。
昔は、石油が安かったので、手間のかかる油田は採掘されなかったわけです。
それが、燃料価格が上がってきた、簡単に採掘できる油田が減ってきたために、手間のかかる工事もしなくてはならない、さらには、「ヘビーオイル」と呼ばれる粘性の高い、質の悪い石油も採掘しないと、いけない状況になってきています。
ポイントは
・安価な石油は減っている
・ヘビーオイルのような質の悪い石油まで
このヘビーオイルは、粘性が強いので、蒸気で溶かしながら採掘しないと手間のかかる石油。しかし、こういった石油でも、今の燃料価格なら採算が取れる、という状況になったのです。
2010年から石油の埋蔵量に、このヘビーオイルを換算することが世界的に決定しました。それくらい、質の良い石油は、減ってきているのです。
今の石油埋蔵量ランキングを知っていますか?
1位はサウジアラビア?と思っていますか?UAE?違います。
1位 ベネズエラ 2位 サウジアラビア 3位 カナダ という順番になっています。この1位の南米ベネズエラとカナダが、ヘビーオイル主体だそうです。
石油自体は、現時点でおよそ100年はあるだろうと言われています。が、その100年の間に、確実に燃料価格が高騰していきます。ガソリン1リットルが、100円をきる時代は、もう来ない、と思った方が良いです。これは、円安とかの影響ではありません。石油自体の価格が上がっているからですね。
次に、シェールガス、シェールについても解説していきます。