㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

自分の思い描いた想像と違った。相対した営業の対応が悪かった。

経営者が、あるビジョン(計画)を立て、それを実行しようとした時に、自分の思っていた通りに進まない。売上が伸びない、利益が伸びない。このままではどうしよう。
もしくは、新しく何かを始めよう!とした場合、かなり不利な条件でスタートしなければならない・・・もしくは、近くの人間からバカにされる、蔑んだ目をされる。
こうした経営をすることで、経営するのが嫌になってしまったり、新しいことにチャレンジすることを諦めてしまう。そういう方が多い。

会社経営とは、そもそもが理不尽や不可能の連続である。その不可能を可能にするから、社会的に価値が存在する。誰がやっても上手くいく(儲かる)方法はない。自分の理想した売上や利益が達成できるなんて年は、1回あるかないかである。予想もできない不運しか起きない。如何にそれに耐え、次の一手を進めることができるかどうか、である。
新しく何かを始める時、余所者であるならば、好条件でスタートできるはずがない。成功するための条件を全て用意されて、はい!どうぞ!とはならない。新しく始めるのなら、そこでは、誰もやらないような悪条件しか残っていない。その悪条件であっても、きちんとした結果を残すことができるなら、それこそが本人の実力であろう。

経営していく中で、敷かれたレールの上をスムーズに進むことはありえない。脱線したり、横入りされたり、予期もせぬ事故や事件、何が起こるかわからない、大抵は悪いことが起こる。起きた事件に対して、スピードを持って対応し、また元の線路に戻る、そして、またゆっくりと速度を上げて、目的地に向かって進めていく、そんな経営をしなくてはならない。理不尽や苦に負けてはならない。