「商売というものは、損したり、儲けたりしながら成功するものという考えがあるがそれは間違いだ。商売は真剣勝負と同じ。切られているうちに(損しているうち)成功することはあり得ない。やればやっただけ成功するものでなければならない。上手くいかないのは運でもなんでもない。経営の進め方が当を得てないからである。だから、確固たる信念を持っている人は不景気の時ほど、儲けるではないか」松下幸之助 談

不景気になると途端に利益が減り、儲からなくなる。これが当然のこと、と思い込んでいる経営者は多い。今年の米騒動を見ていると、よく分かる。2025年は、米屋さんにとっては好景気。今までの2倍の価格で売れた。さらには、もっと手に入らないか!?とまだまだ欲しいと、仕入れ業者からプッシュされる時であった。が、一転、2026年になると、価格は半減し、仕入れ業者がもういらない、という始末。売れない。過剰な在庫。いわゆる米屋にとっての不景気である。
こうなってしまった現状で、どういう経営をしてきたのか?を冷静に鑑みることができるのかどうか。

松下幸之助氏の言葉を使うなら、景気に左右され、損した!儲かった!とやっているうちは正しい経営者ではない、と。景気が良いからとか悪いからとか、そういった問題は、経営者にとっての本質ではない。常に、経営は真剣勝負である。
運が良い人は確かにいるだろう。しかし、運だけで経営が上手くいくほど甘くはない。正しい経営とは、何か?を考え、それに耐え、実践している経営者が、そこに近づくことができるのである。
だからこそ、真の経営者は、不景気であってもしっかりと儲けることができるのである。

つまりは、タイトルの通り、不景気にこそ儲けることができる経営者ほど真の経営者である、ということであろう。
では、その具体的な方法は?それは、経営者自ら考えて、実践して、作り上げていくしかない。