㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。
10年前ウォルマートに対する批判が多かったという話し
ウォルマートとは、アメリカにおける超巨大スーパーマーケットの会社だ。日本でいえばイオンモールのようなモノで、アメリカ最大の小売業の会社とも言われている。
ウォルマートは何せ安い。どこで買うよりも安くて、ウォルマートが街にできればみんながそこで買い物をして、近くの商店街、店を徹底的に叩き潰すようになってしまうから、住民による反対の訴訟運動まで起きていたそうだ。
例えば、オープンセールなどで自電車を8ドルで販売とかしていたそうだ。近所のパパママショップで100ドルで売られているような商品がたった8ドル。いつか値上げするんでしょ?となっても、80ドルくらいまでしか上げない・・
こういった商売によって、近所のショップは軒並み潰れる。
ウォルマートは徹底的にコスト削減に取り組む。特に人件費をめちゃくちゃに削る。フロアに存在する人数は、最低限度にする。多少サービスが落ちても構わない、それよりも価格を下げることに注視する。さらには、長時間労働・・そんなところで働く人がいるのか?と思うが、それはいくらでもいる・・近所の潰れたショップの人たちが、働くところがないから働かせてくれとくるそうだ。
現代の奴隷制度といっても、確かに良いのかもしれない。
でも、安いからと顧客はどんどん集まってくる。
このウォルマートの流れは、段々とECに流れつつある。つまり、Amazonである。国単位での最安値を容易に検索でき、商品の発送などの単純作業に従事する作業員はどんどんいる。これを幸せと考えるのか・・奴隷制度と考えるのかは、個人的な思想によるのかもしれない。