㈱DCFサービス 代表 中野です。
2019年3月頃でしょうか?バイトテロと呼ばれるSNSに投稿されたバイトの方の飲食店での暴挙の数々。僕ら酪農関係者でも他人事ではありません。
僕ら酪農関係者における「バイトテロ」とはなんでしょうか?
このことを考えたきっかけはあるFBの投稿でした。
和牛の雄が外部の作業している人を襲い、怪我をさせてしまったのです。その作業の方は一時心停止をしてしまい、腸でも出血があったそうで重体です。
そうです。僕らにおける「バイトテロ」とは牛の事故です。
ただし、あくまで生き物ですから何をするかわかりません!ではありません。正直、柵を壊した、機械を壊した、百歩譲って牛が死んだ、となっても何とかなりますが。これが人に危害を加えたとなっては、もう取り返しがつきません。
僕がこの業界に入ってから、何度か事故で人が亡くなったことを聞いております。搾乳中に胴締めに挟まれて内臓破裂で亡くなったなど、悲惨な事故も聞いております。もちろん、牛は生き物なので何をするかわかりません。僕も、牛舎内に入って作業することが多いのですが、発情中の牛などは要注意しております。
ましてや、牛に対して素人の方がそういった作業をされる際は率先して飼い主が注意を促すべきだと思います。もしかしたら、その一言で救われる方がいるかましれません。事故が起きてしまってからでは全てがあとのまつりです。もちろん、酪農家さん自身も気をつけなければなりません。
不幸なことが起きた場所には得てして人は近寄りたくないものです。
決してそうならないようにこれからも注意してください。
あなたの経営の参考になれば・・・